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もう人気やランキングに頼らない。おすすめの香水選び

どうやって香水を選んでいますか。


毎年、新作だけでもおよそ2,000もの香水が各ブランドからリリースされます。数ある香水の中からあなたはどのように香水を選んでいますか。

香水の販売員曰く、「芸能人の付けている香り」「人気TOP10の商品」この文言だけで飛ぶように香水が売れるという話があります。

香りは自己表現のひとつ。選ばされるのではなく自らしっかり選ぶことでまた違った楽しみが生まれてくるものだと私は思います。

香水を選ばされているという現実


出典:Pixabay

 「香水人気ランキング」「香水年代別ランキング」という記事が乱立していますが、あくまでも“日本国内での人気”あるいは“そのサイト内でのランキング”にすぎません。

 

パリジェンヌは、美しい女性はいい香りをさせるものだと信じているからこそ、

ココ・シャネルの言葉「香水を纏わない女性には、未来がない」というのも理解できます。

彼女たちは最も自分を魅力的にしてくれる香りを探すために、時間も情熱も注いでいます。

フランスパリの街並みを歩いているとわかりますが、あちこちで香水の広告を見かけます。

デパートでも買い物をしたことがある人はわかると思いますが、沢山の香水サンプルもいただきます。

それほど、香水は日常では欠かせない大切なものとされているのでしょう。

 

パリジェンヌは自分が気に入って選んだものを自信を持って纏うことがステータスであり、

それは自分のスタイルを確立する一つの欠かせないアイテムとも言えます。

なので、ランキング、人気、おすすめなどの情報はあくまでもリサーチの一つに過ぎないのです。

変わらない日本の香水ランキングの理由とは?


出典:PIXTA

例えば日本のインターネットで「香水 ランキング」から検索し、抜粋すると下記香水をよく紹介されています。

 

エクラドゥアルページュ/ランバン

マリーミー/ランバン

クロエ・オードパルファン/クロエ

ジャドール/ディオール

ミスディオールブルーミングブーケ/ディオール

ジルスチュアート・リラックス・オード・ホワイトフローラル/ジルスチュアート

チャンス オー タンドゥル/シャネル

ジャンヌランバン/ランバン

 

 実は上記のランキングの中には、私が香水の販売員を始めた2006年時、約10年もの間かわらず人気の香水があります。特にエクラドゥアルページュは、何もしなくても売れる商品とも言われていました。

 

それではなぜ何年も人気がある香りなのか。実際に香りを試してみると、ある“共通点”を感じます。

それは、「受け入れやすい、親しみやすい、清潔感を感じる香り」であるという点。また、女性らしさを香りで表すと、多くの人が、甘い、華やかさ、強すぎないほんのり香る、清潔感を感じさせる良い印象があるようです。

出典:PIXTA

みんなが使っているから安心!だけど…。


前述にもある通り、万人受けする無難な香りシトラス、フローラル、フルーティな香りが人気のある香水の特徴です。さらに手軽さ、そして香水ランキングからもわかるようにランバンが多く、次にディオールやシャネルなどのブランド力、一時期すれ違うたびに感じたクロエなどの話題性、何と言っても皆が使っているから安心という無難を選択しているからだと思います。

 

ただそれは、不快を与えないというだけで、あなたという人の印象に残らない可能性もあります。

香りは第一印象として相手に刻み込まれます。

それは香りが記憶と密接に関係しているからです。

 

例えば、街中ですれ違った人から感じた香りが「昔の恋人」を思い出したりしたことありませんか。

「以前彼が好きだった香りだった!」「この匂い懐かしい!」特定の人や、その頃を思い出したりすることはありませんか。それはプルースト効果といいます。

記憶と匂いの密接な関係『プルースト効果』とは


出典:写真AC

簡単に言うと、脳が良い香りとインプットされるとその人の記憶に良い印象が残ります。

そして自分にとって「心地よい香り=印象が良いイメージ」となるため付け方によっても左右されます。

例えば、電車に乗り合わせた女性が、隣に座り、香水を付けすぎてキツく、不快に感じていました。その香りが嫌いというよりも「その人が悪い印象」としてイメージを与え、その香りが嫌いとインプットされることもあります。もしその女性が、同じ香水をほのかに纏うように香水をつけていたら印象は変わっていたかもしれません。

 

他の例を挙げてみると、バブル時代、ディオールのプワゾンという香水が流行ったそうです。若い女性は皆纏い、電車の中、公共の場でもいろんなところからプワゾンの香りがしたそうです。あまりにも大量につける人がいて「気持ち悪くなった」とか「派手な女性のイメージ」とい印象が結びついてしまった女性がいました。しかし香りを改めて試すと、素敵な香りと感じ、プワゾンの魅力を今になってわかったという方もいらっしゃいます。

出典:写真AC

今でいうと約5年以上前に流行ったクロエなどがありますね。

クロエの香りが流行したので、それに似たボディークリームやボディースプレーなど様々な香りのアイテムが開発され、一時期毎日その香りを外出するたびに感じることもありました。

しかし「人気の香り」は多くの人が纏っている可能性があるため、受け入れやすいかもしれませんが、香りは記憶されていても、その人の香りだと記憶に残るとは限りません。

香水の選び方からあなたらしさが現れます。


香りは、あなたの本来の個性や魅力を高めるアイテムだと私は思います。

しっかり自分に合う香り選びをすることで、あなたらしさを発見し、個性や魅力を引き出してくれるから!

香水の纏う楽しさを知らないだけで、ただ良い匂いと言われた香水を纏うだけは、本当に勿体ないことです。

これから香水を選ぶところからワクワクするような、魅力を知り、香水を纏うことを楽しんでいただきたいです。

ここでは香水の選び方から基礎知識や付け方などご紹介していきますので是非ご覧ください。