MITSOUKO(ミツコ)/GUERLAIN(ゲラン)


Profile

レディース

1919年発売

シプレタイプ

特徴的なノート:フルーティノート

香りの構成:

トップノート:シトラスノート、ベルガモット

ミドルノート:リラ、ピーチ、ジャスミン、イランイラン、ローズ

ラストノート:スパイスノート、アンバー、シナモン、ベチバー、オークモス


クラシカルシプレを代表する香り。日本人女性の神秘をモチーフ

今でもゲランは女性たちをより美しくするために追求し続けています。1828年にフレグランスメゾンとして誕生したゲランが、これまで発表した香りは1100以上。「時代を見据え、想像力を駆使し、情熱を持って、美という真の芸術を創り上げること」を礎とし、女性たちに斬新な美を約束してきました。特別な最高級原料を求めて世界中を駆け巡り、ゲランのフレグランスが奏でる香りの旋律を創り出しています。

 

 

 

そんなゲラン社より1919年に発売されたミツコ。コティー社のル・シープルよりインスパイアされた作品。

当時、ヨーロッパが日本ブームの真っ只中にあり、極東の文化が人々を魅了していた時代。ジャック・ゲランは新しく創作した香りを「ミツコ」と名付けました。それは小説『ラ・バタイユ』のヒロインの名。慎ましやかでありながら、強い意志を秘めた女性をイメージした香りです。「ミツコ」はコティー社の香水「ル・シープル」にインスピレーションを受けて作られたと言われていますが、実際には、ゲラン社の調香師は「ル・シープル」が1917年に発売される数年前からシプレ調の香りの創作に取り組んでいた事実があります。「ミツコ」は、コティー社のものとは全く違った香りが基調となっています。

シプレに組み合わされた合成香料アルデハイドC14の特徴的なフルーティなピーチの香りであり、これらの香りのハーモニーが「ミツコ」のベースとなっています。フルーティノートを最初にふんだんに使ったシプレタイプの香水として、新しい歴史を築いた名作。日本女性の神秘をモチーフとした「ミツコ」は、クロード・ファーレルの小説「ラ・バタイユ」の魅惑的なヒロインが名づけられました。日露戦争下の日本海軍将校夫人ミツコの情熱的に生きた人生の物語です。


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