香水を選ぶ上で「種類」をプロが伝授


  • 「種類が多くて選べない」
  • 「香水の種類、専門用語がよく分からない。何が違うの?」

そんなあなたに必見です!

 

今更聞けない香水の基礎知識をプロのスタイリストがお伝えします。

     

いざ!香水を選びに行こうと思っても、とりあえず香りだけ確認して長居したくないと思う方もいるのではないでしょうか。買うときにこっそり見て、即判断できるような情報が欲しい。

 

そこでスタイリストだからこそ提案できる香水を選ぶときに、纏う(付ける)上での理解しておくべきポイントをわかりやすくお伝えします!

是非、参考にしてみてください!

プロフィール(田中里奈)

 

プロの香水スタイリング専門家/調香技術、スタイリング技法を習得したパルファンスタイリスト/フランスパリを本拠地とする香水学校「アトリエ・アローム&パルファン・パリ」の認定講師/フランスパリの香水の名門スクール「サンキエーム・サンス」に編入経験有/香水販売員経験有

 

目次


香水の種類【性別】別の選ぶ上でのポイント
 

ユニセックスが多く発表されるまで 

 

性別を確認する方法

 

女性用、男性用の特徴とポイント

 

ユニセックスの特徴とポイント

香水の種類【持続性】別の選ぶ上でのポイント

 

おすすめのシーン(香水の種類【持続性】)

 

おすすめの付け方(香水の種類【持続性】)

 

同じ香水でも種類別に販売されている!ワンランク上の使い分け

あまり種類にこだわりすぎないこと


1 香水の種類【性別】別の選ぶ上でのポイント

香水は性別でも3つに分類されます。「男性(メンズ)」「女性(レディース)」「ユニセックス」があります。

 

世界の香水レビューサイト「Fragrantica」での登録数からもわかるように割合は女性用が多くを占めています

 

ジェンダーレスなどの時代背景、フレグランスブランドの増加により急激にユニセックスの種類が増えてきており、「男女の枠を超えて「好きな香りで選ぶ」というのが当たり前になってきています。

 

ユニセックスの特徴は

「調香師のイマジネーション、あるいはブランドコンセプトや精神をイメージした香りを創作された作品が多く、好きな香りを性別問わず気にせず選べる」ことです。

 

ただそれは選択肢を増やしていることも。というのも、男女別の香水だとそれぞれ「男らしさ、女性らしさ」をイメージしたような香りが創作されています。

ユニセックスが多く発表されるまで

ユニセックスが多く販売されるまでは、

例えばA(男)が友人B(女)に使っている香水名を伝えると

 

「それ女性用の香水だよ」 

 

と言われて、女性用と知らずに香水を買って、恥ずかしい経験をした!

 

というのを伺ったことがありました。

その当時の時代背景的にも「男らしく」というのがあり、おしゃれとして自信たっぷりに使っていてショックを受けたそうです。

 

また、他にも男性が女性用香水を使っていると聞くと、

 

「女性用の香水つけているなんで、元恋人から貰い物?それとも浮気?」

 

と勘繰る人もいたりと。

 

実際に元恋人からもらった香水を気に入っていたことが判明し、今でも使用していたらしいです。

恋人からしたらとてもいい思いはしませんよね。

 

 

ユニセックスを使っていれば、そんな心配もなくなりますね。

ただなぜか女性は「男性の香水を使っているの」「メンズの香水が好き」と言って好き好んでつけていることもあります。

 

意外と女性は堂々と気にせず使っているのも、女性がメンズのシャツをダボっと着ておしゃれをしているような感覚なのかもしれません。

 

また男性用、女性用と分類されるのは、有名ファッションブランドに多いのですが、高級ラインでブランドストーリーを語るようなシリーズの香水はユニセックスのものあります。ユニセックスは、フレグランスブランドに多い印象です。

種類【性別】を確認する方法

香水名に「for men」などと書いてある場合は分かるのですが、フレグランスブランドで多くあるのは、ボトルデザインが一緒でシンプルだったり、見た目や香水名から分からないことも。

 

その場合は購入する前に店員さんに

 

「これは男性用ですか?女性用ですか?」と必ず、聞いてみてください。

当たり前に感じることもありますが、独断で選んでしまうと、買った後に、知らなかった!と気づくことも!

店員さんが事前に説明してくださることもありますが、特に説明がなければ必ず伺ってください!

 

ネットで確認する場合は、公式ページでカテゴライズされていたり、分類されていない場合は、コンセプトを確認して判断してみてください。

 

店舗で伺った場合「男性用ですが、女性にも人気があります」などと言われることもありますが、

 

「男性用」だからこそ、香りの説明でなくどんなコンセプト、あるいはテーマであるか伺っておくといいでしょう。

 

纏った際にどんな印象をもたらすのか印象の参考になります。それでも良い香りなら実際に肌につけて確認してみましょう!

男性用、女性用の特徴とポイント

男性らしさ、女性らしさを表現していることが多いのが特徴です。

あるいは明らかに女性に似合う、男性に似合うような香りで創作されています。

 

香水を選ぶ際に絞りやすい、特にファッションブランドはそのファッションを纏う人をイメージして創作されていることが多く、コンセプトやイメージから男性像や女性像を想像しやすいです。

 

周囲からは「男性が女性用をつけている」などと認識される可能性があることも理解しておきましょう。

ユニセックスの特徴とポイント

自由に好きな香りを選ぶことができます。

調香師のイマジネーションやブランドコンセプト、ストーリーで創作されることが多く、纏える香水の選択肢が増えると同時に選ぶ選択肢が増えます。

 

周囲へのどうみられているのかを気にするのであれば、香水を纏ったことで、どういう印象をもたらすか客観的に観察しなければなりません。


香水の種類【持続性】別の選ぶ上でのポイント

先にお伝えしますが、表記に対してこれといった決まりはありません。なので、香料の割合、持続時間が若干異なることがあります。あくまでも参考にしてください!

 

 

香水の説明文やボトル、パッケージにEDP・EDTというアルファベットをみたことはありませんか?

必ず表記がされている香水を持続性別に分類した種類の名称です。

 

 

香水は香りの原料となる香料とアルコールがブレンドされています。アルコールは香りを拡散させ、表情豊かにさせると言われています。

 

アルコールに溶かした香料の割合(賦香率)といいます。その割合によってパルファム、オードパルファム、オードトワレ、コロン4つに分類されます。

 

略すこともあり、PはParfum(パルファン)、EDPは、Eau de parfum(オードパルファン)、EDTはEau de toillet(オードトワレ)、EDCはEau de Cologne(オーデコロン) のことです。

 

 

また「オードパルファン、オーデパルファム、オードゥパルファン、オー・ドゥ・パルファン」などと日本語の訳し方が異なるだけで全て一緒です。

 

さらにいうと、フランス語と英語で表記が異なる場合はあります。

 

賦香率が高い=香料が多く含まれているため、値段も高くはなりますが、持続時間が長く香りを楽しめます。(※ただし使用している香料によります)

種類(持続性)別 おすすめのシーン

それぞれの纏うシーンとしてのおすすめは、

 

「Parfum(パルファン)」は、普段使いよりも、パーティや特別な日、華やかな場所に。

 

「Eau de parfum(オードパルファン)は、普段使いで、より香りの深みを感じられると言われています。「Eau de Toillet」は、普段使いで、軽やかさが特徴的です。

 

「Eau de Colone」は、フレッシュでカジュアルシーンにおすすめです!


種類(持続性)別 おすすめの付け方

そして種類によって香水の付け方が異なります。

 

パルファムは、香りが強く感じるため、スプレータイプのボトルではないことが多く、1滴垂らすように点で纏います。

 

オードパルファム・オードトワレは、普段使用することが多いため、脈どころの線で。オーデコロンは、フレッシュで軽やかに感じるため、面にといわれています。

同じ香水でも種類別に販売されている!ワンランク上の使い分け

同じ香水でもEDTとEDP、Pなどで販売されていることがあります。

そこで注意したい3つのポイントです!

価格が異なることがある
香りの感じ方、香りも異なることがある
3  ボトルデザインも似ている場合があるので確認を 

香料の割合が高いほど価格も異なります。ただし香料の構成を変化させていることもあり、価格が一緒の場合もあったりと様々です。

 

香りの感じ方も異なったり、さらに見た目もほとんど一緒で、ボトルの形は一緒だけども、ボトルのキャップの色が違うなどと間違いやすい場合が多いので買う前に必ず3つの点を確認してください!

 

ワンランク上の使い分け!

いつもはEau de Parfum(オードパルファム)を使っていて、

 

今日は軽めに香らせたい!と思う時は、「Eau de Toillet」(オードトワレ)を

 

パーティなので香りを主張させたい!ときには、「Parfum」(パルファム)を

 

お気に入りの香り、自分のイニシャルのような香りと出会った時に、種類の性質を抑えておくだけで使い分けするのも一つの楽しみ方です。

あまり種類にこだわりすぎないこと

時代背景でもご紹介したように、ジェンダーレス、好きなものを纏う時代ですので、男女性別に囚われず「香り選びが重要」となります。

 

さらに香水の種類の表記には決まりはないので、あくまでも選ぶ時の参考にしてください。

 

ブランドのイマジネーションは香りの強弱によって例えば、オードトワレでも香りが持続するものがあります。

  

香水を購入する際にボトルを見て

「これってどういう意味?!」ということが最低限わかるようにまとめておりますので、あまり種類にとらわれすぎずに香りで選ぶことが大切です

 

最近ではアルコールフリーの香水も発売されています。

その場合は香料とどんな拡散性のある成分をブレンドされているのかによって異なりますが、香料のインパクトでも左右されるため、持続性を気にされるのであれば、必ず実際に肌につけて香りを確認することが大切です!

種類はあくまでも選ぶ上での参考にすること
最近ではアルコールフリーの香水も
3  必ず肌につけて香りを確認すること